北本山の会 山行報告書

 

報告2003519日  報告者(鈴木義久)

 

山行期間

20035月17日〜5月18日      (2日間)

山域・山名

奥秩父 和名倉山(2,036m

リーダー

関根

グレード

D(テント泊縦走)

参加者

関根・倉林・保坂・諸川・村田・鈴木(6名)

コースタイム

17日

北本西口7:00→9:50三ノ瀬駐車場10:25→12:25将監小屋(485m)

将監小屋13:35→14:25唐松尾山登山道→15:00将監小屋(155m)

18日

将監小屋4:15→4:45山の神土→6:30東仙波→7:57川又分岐→

8:15千代蔵休ン場→8:28和名倉山頂9:00→12:30山の神土→

12:55将監小屋(テント撤収)13:30→14:50三ノ瀬駐車場(740m)

三ノ瀬駐車場15:08→のめこい湯(入浴)→19:25北本西口着

山行記録

三ノ瀬の民宿しゃくなげに車を停める。しゃくなげの女将さんにお茶とさやえんどう煮付をご馳走になり、林道を将監小屋目指し登り始める。

林道の途中で日帰り登山者3名とすれ違う。2日間の行程の中で他の登山者と出会ったのはこの時だけであった。後ろからナンバーの付いていないオフロードバイクが追い越して行った。後で知ったのだが、将監小屋の主人であった。

冷たい水場がある将監小屋に到着し、テント設営後トレーニングに出かける。霧雨の様なガスは一向に晴れる気配が無い。唐松尾山の登山道の途中にある西御殿岩を目指すが時間切れとなり引き返す。夕食は手作りカレーとサラダをお腹いっぱいいただく。19:00頃就寝。

翌朝、4:15将監小屋を出発する。山の神土までは昨日トレーニングで通った道である。和名倉山入山注意の看板がある道標から和名倉山への登山道に入る。霧は相変わらず重く視界がきかない。霧で濡れた笹ヤブが続きびしょびしょだ。

小ピークをいくつか超え東仙波に着く。この頃から霧も無くなり視界が開けて来た。両神山が雲の間に見え、陽も差して来た。あきらめていた天候が回復し嬉しい限りである。

登山道にはしゃくなげなどの花が咲き始め、ダケカンバとのコントラストが素晴らしい。また、切り株だけ残っている山火事の跡や、昔に行われたという大規模な伐採の跡のワイヤが大量に残っており痛々しい。和名倉山の鳥は人を恐れないというどこかで聞いた話し通り、小鳥は人が近づいても逃げずに何かひたすらついばんでいる。

川又分岐から本峰への登りに息を切らせ、千代蔵休ン場を横断して、樹林帯の中を赤テープに誘導され、倒木の間をすり抜けると和名倉山頂に踊り出た。踏跡が薄く迷うと聞いていた和名倉山への道だが、かなり踏跡はしっかりしており、要所々所には赤テープがあって迷わずに山頂に立つ事ができた。山頂は10畳位の切り開きで展望は全く無く、神秘的な雰囲気の場所だ。「和名倉山」と「白石山」の道標が入り混じっている。

復路は元来た道を戻る。下山と言えば降りるというイメージがあるが、登る事の方が多く感じられた。距離の長さもあり、辛く感じる下山だ。

将監小屋でテントを撤収し、林道を下る。長い道のりに足が悲鳴をあげている。ムジナの巣を過ぎしばらく歩くと建物が見えて来た。やっと三ノ瀬の集落だ。

楽には登らせてくれない和名倉山ではあるが、秘峰の雰囲気充分で期待を上回る山であった。

備考

 総標高差 1,380m(5周年展示会用データ)

 

 

Photo Library 和名倉山
 

 
三ノ瀬民宿しゃくなげ荘 将監小屋を目指し林道を登る
 
将監小屋着 ?トイレ
 
将監小屋裏にテントを設営 トレーニングで山の神土にて
 
将監小屋で乾杯 西仙波手前から
 
東仙波山頂より 山火事の跡とダケカンバ
 
焼小屋ノ頭付近 和名倉山頂
 
荒涼とした千代蔵休ン場 千代蔵休ン場を横断し復路へ