北本山の会 山行報告書

報告2004年 4月  14日 報告者 松橋たみ子

山行期間

2004年  2月  8日〜  2月  19日      ( 12日間)

山域・山名

アフリカ キリマンジャロ

リーダー

近畿日本ツーリスト、ツアー

参加者

12名と添乗員 (女性3名参加)

コースタイム

関空→ドバイ→ナイロビ→ナマンガ→モシ→登山口マラングゲート1、860m登山開始 歩行4時間→マンダラハット →歩行7時間 ホロンボハット滞在 高度順応→歩行7時間キボハット 4,703m深夜出発→ギルマンズポイント5,682m→ウフルピーク 5,892m→ホロンボハット→下山マランゲート アルーシャ国立公園サファリドライブ→アンボセリセリ国立公園サファリ→ナイロビ→ドバイ→関空

山行記録

1−3日目 関空からドバイ11時間30分、国内線乗り換えて4時間後ナイロビへ。
着いた途端暑い。夾竹桃やブーゲンビリアの花が鮮やかに咲いている。日本車の多さ目立つ。治安悪いのでホテルから出ない様に、エレベーターの前には銃を持った兵もいる。モシのホテルで荷物3つに分ける、ホテルに置く物、ポーターに預ける物、そして自分で背負う物、仕分けが大変、汗をかく。

4−6日目 入山手続後、登山開始、マラングゲートからマンダラハットへ、大木が立ち並ぶ山道を歩く、水飲み休憩で、大きな蟻に刺され大騒ぎ。歩程4時間、次の日ホロンボハットへ。周りの木も低木になり視界良くなる。
毎日1,5リットルの水を飲み、トイレに何度も行く事が、高山病対策なので水分多く取る。合言葉は ポレポレ(ゆっくり)ハイキング気分で7時間、ヒメフウロ、マツムシソウが咲き誇る。食事は、バイキング。種類はいろいろあり不自由はない。持参のウイダーインゼリも役立つ。

6−8日目 高度順応日マウェンジ峰麓にトレッキング、そしてキボハット4,703mへ、赤茶けた土、起伏は少ない荒野のがれ地を淡々と高度を稼ぐ。

7時間の歩程を終えキボハット到着。小屋は石造りで此処まで来ると流石に寒い。夕食後アタックに向け服装に悩む。ガイドに装備の点検をしてもらう。PM6:00就寝。PM10:30起床、PM11:45登山開始。無言で皆黙々と登る。何だか眠い。頭がフラフラする。暫くすると今度は吐き気に襲われる。ポーターのウイリアムさんが背中をさすってくれ、楽になる。高度が上げるにつれ吐き気がする。気分が悪い。頭はフラフラ。ポーターも見兼ねたのか片腕を回して何度も引き上げてくれる。御来光前の4時から5時までが特に寒いと言うが本当だ。手先も痛くなってくる。ホッカイロを胸に貼り付ける。
いつのまにかメンバーから離れポーターと私、そして前を行くパーティと
合流する形で登る。背中の水はもうカシャカシャと凍っている。
足下を見てひたすら登る。前を歩くパーティの声が大きくなる。ギルマンズポイントに到着したのだ。知らない者同士で抱き合って喜ぶ。

時間AM6:00まだ暗い中記念撮影をし、すぐに又歩き出す。寒いのでジッとして居られない。右手には、白い雪に覆われた大きなクレーター状の山頂、クレーターは、大きくえぐれていて見ていると怖い。少しずつ空も明るくなりご来光だ。息遣いも荒く苦しく動けなくなると、ポーターが手を貸してくれる。今度こそウフルピークと思うが違う。200mの高度差は大変。此処はキリマンジャロなんだ、ウフルに向かってるんだと、自分に言い聞かせる。 マフラーをグルグル巻いても寒い。やっと標識が見えた。頂上だ! 

苦しくて早く歩けない。ゆっくり、ゆっくりウフルピークAM8:15登頂。 ポーターと固い握手。嬉しくて涙が出た。太陽も輝きを増している。
休憩し、ピークの前の大氷河の大きさに言葉を飲む。
白く、青く、大きく厚みのある万年雪の長い大氷河。この感動を残そうとシャッターを切るが寒さの為、3枚目で切れなくなる。残念!
行動食を取り、すぐに又ギルマンズに向かう。ポーターは足が強いので着いて行くのが大変だった。私の体力の限界を超えていた歩きをしていたと思う。下山も苦しかった。キボハットの小屋が見える頃はもうクタクタ、
小砂利の続く道は歩くのでは無く、ポーターに腕を?まれ一緒にスキーの様に滑り落ちる。快感、そして早い。今日はホロンボハットまで下るので、荷物を纏めたいが、体が言う事きいてくれない。しばし寝袋に潜り込む。
1時間後メンバー達も戻り遅い昼食となるが食欲は無し。ホロンボハットへ向かうが登り始めから計16時間の歩程はきつい。

9-12日目 高山病も取れすっかり元気。ゲートで登頂証明の手続きをする。いよいよ専用車でサファリドライブ。360度地平線で行けども行けども、空、雲、動物が点在するだけ。湖にはフラミンゴの大群がいて大感激。圧巻だったのは夕闇迫るキリマンジャロをバックに、象の大群が小象を挟んで、棲家に向かって行進する様子を間近に見られた事。素晴らしい光景だった。
朝のサファリ、雲に隠れていたキリマンジャロもだんだん姿を現す。頂上の形は違うが、富士山に似ている。小高い丘に登ると、遥か彼方まで大草原が続いており、日本では想像出来ない眺望だ。石竹に似たピンクの小花がびっしりと咲き、のんびりとキリン、バク等動物が草を食んでいる。空も青くずっと見ていたい。そんな気持ちになるサファリでした。

キリマンジャロのピークに立てた事、そしてサファリの雄大な大草原を満喫出来た事、アフリカ、キリマンジャロ感動の山旅でした。