北本山の会 山行報告書

北本山の会                

報告 2004年7月7日  (上野 司)

山行期間

20045月15日〜 月 日      (1日)

山域・山名

雪の歩き方講習会 谷川岳・芝倉沢

リーダー

上野 司

参加者

武藤、保坂、倉林、宮内、村田、諏訪、諸川、塩原、横堀

コースタイム

北本−谷川岳・マチガ沢キャンプ場駐車場−虹芝寮−芝倉沢1,500m付近

5:30    8:00                          9:30         13:30    

旧道出合−駐車場

14:00     16:00

山行記録

今回の雪の歩き方講習会は、登山靴によるキックステップでの歩行能力を高める目的で、雪の堅くなる時期を選んで行うこととした。場所は私自身が高校山岳部以来いく度となく通いつめた谷川岳・芝倉沢である。
マチガ沢の駐車場から湯檜曽川にそって歩くこと約1時間で新道・芝倉沢出合につく。ここから登山道をたどって旧道方面に上がろうとするも、虹芝寮の水場に向かう踏み跡に引き込まれて道を失い、そのまま芝倉沢に出る。芝倉の下流部に雪はなく、河原歩きとなるが、一箇所滝を左から巻くところでやや苦労する。そのうち雪が出てきて、ほとんど全面雪になるところが旧道出合。そこから100メートルほど登った左側の急な雪渓で、キップステップによる登下降訓練を行う。訓練場の下にロープを張り、登り・下り・トラバースと練習を重ね、急な雪の斜面上でのおにごっこも行った。また、希望により、滑落停止技術の体験をし、グリセードのデモンストレーションを見る。最後に、練習の成果をためす意味で、少し高いところまで上がる。その際、ある程度滑落者が出ることは予想していたが、同時に何人かの参加者がスリップし、からみながらロープのところまで滑落。特にケガはなかったが、幅の広くない雪渓では滑落者が他の人を巻き込むことがあり、練習においては注意が必要だと反省。

その後、実践練習として、芝倉の本流をキックステップで1400メートル付近まで登る。そのあたりから頂上までは傾斜も緩く、美しい源頭の風景が展開しているが、昼食を軽くとり、そこから下山開始。みんな確実なキックステップでみるみる高度を下げ、帰りは旧道経由で駐車場まで戻る。途中、一の倉の大岩壁を眺め、しばし岩登り談義に花が咲く。

今回の講習会で、ノンアイゼンでの雪の登下降訓練は十分に行えたものと思うが、来年以降も、今回の参加者の感想も聞きながら、より安全で楽しいトレーニング山行を行っていきたい。