北本山の会 山行報告書
報告 2004年10月 6日  報告者(上野 司)

山 行 期 間

2004年9月 5日 〜  月  日      (1日間)

山 域・山 名

奥多摩・水根沢

リ ー ダ ー

上野 司

参  加  者

上野、武藤、保坂、倉林、金子、西成、横堀、村田、鈴木

コース タイム

北本市役所発            6:10

水根沢出合              8:30−9:00

第2ゴルジュ中間のトイ状の滝  11:00(遡行を断念、撤退を決定) 

水根沢出合              12:30(途中温泉入浴し北本へ)

北本市役所              17:00

山 行 記 録

過去3回丹沢で行ってきた沢登り講習会であるが、今年は場所を、水量が多く「泳ぎ系沢登り」の入門ルートとして有名な奥多摩の水根沢に移し実施した。当日は、前日までの雨で水かさがかなり増しており、水も濁っている状態であった。しかし、天候の急速な回復からこれ以上水かさが増すことはないだろうということ、また、万一の場合のエスケープも左岸上部の林道にとれるとの判断から、予定どおり半円の滝まで遡行することにして、入渓した。

 水量が多いため、全体にワンランク上の難しさになっており、また通常のルートどりのできない場所もあったが、要所ではロープ確保もしながら第1ゴルジュを突破、第2ゴルジュに進んでいった。ここは以前に比べゴルジュが土砂で埋まり、水深が浅くなっており、前進するのに困難はなかったが、中間部のトイ状の滝でトラブルが起きた。上野トップでトイ状に流れる激流をまたぐようにして登り、西成、金子と続くが、4番目の横堀が滝で少しスリップした際流れに隠れていた木に足をはさみ、足が抜けなくなってしまったのだ。武藤が頭を水中につっこみかろうじて横堀の足を引き抜いて事なきを得たが、あまりの水の圧力にそれ以上登る気持ちになれず、巻くことも困難なため、ここで遡行を断念、沢を下り撤退することを決定したのであった。まずは長い休憩をとり、気持ちを冷静にしてからゆっくり慎重に沢を下降した。的確なルートどりもあり、懸垂下降をすることなくクライムダウンと巻き道で沢を下り終えることができた。

 今回突破できず、撤退することになったトイ状の滝も、確実な懸垂下降技術さえあれば十分高巻くことができたと思われるので、緊急避難から沢を下らざるを得ない場合を含めて、懸垂下降の技術の習得が沢登りには欠かせないことを改めて実感させられた。来年またぜひチャレンジしましょう。

備     考