北本山の会 山行報告書
報告 2004年10月30日 報告者(関根謙一)
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山 行 期 間 |
2004年10月23日 〜 10月24日 (2日間) |
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山 域・山 名 |
会山行No.32 帝釈山・七ヶ岳 |
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リ ー ダ ー |
関根謙一 |
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参 加 者 |
関根・西成・倉林・村田・諏訪・横堀・塩原・松橋 |
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コース タイム |
10/23 北本市役所5:00===(車2台)===9:15田代山・猿倉登山口P 猿倉登山口9:20---10:20小田代---10:40田代山--- 11:00避難小屋---12:20帝釈山12:50---14:00避難小屋--- 15:20猿倉登山口===(車)===16:00木賊温泉(泊) 10/24 木賊温泉:8:15===(車)===9:15七ヶ岳・羽塩登山口 羽塩登山口9:30---10:00平滑沢---11:30尾根取付--- 12:00七ヶ岳山頂12:30---平滑沢---14:30羽塩登山口 ===(滝の原温泉)===20:30北本市役所 |
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山 行 記 録 |
10/23(土)このところ台風一過の予報がなかなか当たらない。不安げに 空を見上げながら出発。途中の雨では山頂断念の気持ちも頭をよぎったが、登山口では雨も上がり予定通り登山開始。 何組かのパーテーと抜きつ抜かれつ急斜面を登る。しかし、30分も行くとさすが我が精鋭部隊、抜いていくものはない。一気に小田代にとび出して秋色に染まった湿原に感激。小さな湿原を後にし、再び急斜面を登るとそこには広大な湿原があった。尾瀬を思い出し、苗場と比較すれば物足りなさを感じるのはやむをえない。湿原の中ほどに田代山山頂の標識があるが周りにはやや小高い丘が廻っている。真の山頂がどこにあるのか定かではない。しかし、今日の目的は帝釈山だ。田代山は通過点にすぎない。一方通行の木道を湿原の反対側まで歩くと避難小屋がある。入り口には太子堂とあり、中には弘法大師像が祀られていた。 降るでもなく晴れるでもなく薄ら寒い中、トイレを借りてそそくさと出発。森林帯を少し下ったあたりから道はいたるところ水溜りでぐちゃぐちゃだ。半分潜っている木の枝を渡り、藪を分けての回り道と思い思いの道を選びながら進む。ようやく最後の登りにかかると今度は大岩の攀じ登りだ。「手がたりない、足がたりない」と騒ぎながらも皆楽しそうに突破。数ヶ月前落雷事故があったのはこの辺りかもしれないと思いながらいくつかの岩場を登りつめると、そこに帝釈山山頂の標識があった。風花が舞う山頂付近の既に葉を落とした木々は霧氷で真っ白なオブジェと化していた。最近、反対側の林道から容易く登れる道が開通したと聞いており、山頂には多くの人がいることも覚悟していたが、我々の外にまったく人がいなかったことがむしろ意外であった。寒さの割には風も少なく、そこそこの遠望も楽しむことができ、恒例の豪華な昼食会を満喫し、今来た道を引き返すこととなった。 朝、大勢のハイカーと出会ったが、ほとんどは田代山で引き返していたらしく、帝釈山まで足を延ばしたグループは少なかったようだ。 10/24(土)夕べは新潟中越地方の大地震があった。ここでも深夜まで大きな揺れが続いた。今朝、今ひとつ眠りが浅くすっきりしない目をこすりながら宿裏手の河原にある混浴露天風呂に飛び込んだ。内湯とは質、量、雰囲気とも比較にならないすばらしい温泉で、今日の七ヶ岳登山への活力があらためて湧いてきた。快晴。 ここのところの野菜の高騰は異常だ。隊員の中に主婦が6人いるとなると産直農産物売り場が気になるのはやむをえない。登山口までやや多めに1時間を見込んでいたのは正解であったようだ。 羽塩登山口から黄色に染まったブナと白樺の混成林の中をしばらく行くと道はやがて細くなり平滑沢に沿って進むようになる。水が思ったより多い。右へ左へ渡り、へつり、沢の中を歩くことも多くなる。滑りそうだが岩質のせいか意外に滑らない。新しい流木や折れた枝が行く手をふさいでいる。これも台風の仕業かもしれない。休む場所もなく沢が終わり、右岸をへつりながら沢上に出てやっと休憩。ここからは普通の登山道と思ったのもつかの間、木の根を掴みながらそしてロープにすがりながらの急登の連続。上を仰ぐと一段と大きな岩が覆いかぶさっている。どきどきしながらも少しずつ攀じていくと周りが全て取り除かれて山頂の一角にとび出した。文字通り360度の大展望だ。那須連山、燧ケ岳、至仏岳、飯豊連峰、吾妻連峰、上越国境の山々・・・そして昨日登った帝釈山、田代山。空はどこまでも青く、眼下の山々は鮮やかな黄に染まっている。自然のコントラストの妙絶さをあらためて思い知らされた。 この山にはいくつかのルートがあり、それぞれ特徴があるようだ。いつかまた別のルートを登ってみたい。そんな思いを残しながら山頂を後にし、来た道を戻った。 |
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備 考 |
総標高差 790m+680m |
帝釈山・七ヶ岳
| 小田代湿原 | 山頂 | |
| 白く見えるのは霧氷 | 滑滝を登る | |
| 七ヶ岳頂上からの展望 | 滑滝は慎重に下る |