北本山の会 山行報告書
報告 2005年12月13日  報告者(瀬下)

山 行 期 間

2005812日 〜 815日      (4日間)

山 域・山 名

南アルプス南部 聖岳・光岳

リ ー ダ ー

瀬下

参  加  者

6名

コース タイム

8/12 北本6:00=東松山IC=(関越道・上信越道)=佐久IC=諏訪IC=(中央)=飯田IC=便が島16:00

8/13 便が島5:45…西沢渡6:30…薊(あざみ)畑分岐点11:15…聖岳(3,013m)13:45…聖平小屋16:10

8/14 聖平小屋5:00…南岳7:00…上河内岳8:00…希望峰10:45…   易老岳12:15…三吉平13:30…光小屋15:00…光岳16:00 (2,591m)…光小屋16:45

8/15 光小屋5:20…易老岳8:20…便が島12:00=霜月温泉「かぐらの湯」=飯田IC=(中央道)=高井戸IC=JR新宿駅22:00…北本23:20

山 行 記 録

8/12 北本を6:00に出発、お盆の渋滞を避け、関越道・上信越道を経由して佐久ICから白樺湖を通り諏訪ICへ。ここから中央道に入り飯田市に到着。昼食をとり、登山口の便が島へ向かう。途中、ルートを間違え1時間ほどロスしたが、なんとか到着。駐車場にテントを張り、食事をとって就寝。

8/13 早朝に食事を済ませ、いよいよ山中3泊4日の大縦走のスタートだ。45分ほどで西沢渡に着く。一人一人交代で荷物渡篭に乗って対岸に渡る。ここからはいよいよ薊畑分岐点まで、標高差約1300mの登りだ。カラマツ林、シラビソ林、そして苔に覆われた原生林と移り変わる樹林帯の中をゆっくりと、しかし確実に標高差を稼いでいく。そして、5時間ほどで薊畑の分岐点に到着。本日はあと30分ほどのところにある聖平小屋に宿泊予定であったが、まだこの段階で昼になっておらず、聖岳に行ってもなんとか夕方までには小屋に着けると判断し、ほかのパーティーの人に我々一行は16:30までには小屋に入る旨伝言を託し、荷物をデポして聖岳に向かうことにした。実はリーダーの私としては、天候もあまりパッとしないし、この先も長いことでもあるので、聖平小屋行きを進めたのだが、皆さんのパワーに押し切られた形での変更であった。幸い全員体調も良く、皆さんの力量からしても十分に聖岳の往復が可能であると判断しての決断であったが、改めて北本山の会の女性陣のパワーに脱帽したのも事実である。

8/14 聖平小屋にて十分な睡眠をとり、光小屋に向けて出発。昨夜の宿は宿泊者が多いことと、到着時間が遅かったことで、本館ではなく離れの旧館であったが、1人一畳弱のスペースがあり、この時期の小屋泊まりの中では「良」の部類であったと思う。本日は昨日の午後に見舞われたガスもなく、気持ちのよい稜線歩きが期待できそうだ。登ってはきたものの展望もなにもなかった聖岳の姿が美しい。途中、何度も振り返りながらその勇姿を眺めつつ、お花畑を堪能しながら進む。正午過ぎには明日の下山口となる易老岳を通過し、あとは光岳に向かって突き進むのみ。三吉平を経てイザルヶ岳を過ぎると、平坦な道が続く木道が敷かれたセンジヶ原に出た。ほどなく光小屋に到着。食事の準備を理由に、小屋で待っていることを選択した(本当はビールが飲みたかったから?)リーダーを除き、ほかのメンバーは光岳を往復して本日の行程は終了した。光小屋では、グループのメンバーの数により食事を頼むのに制限があり、われわれは自炊をしたが、時間の制約はあるものの、水はもちろんのこと、食堂の一部のスペースを使わせていただけるなど、小屋の方々にはとても親切にしていただいた。正直なところ制約が多いだけに居心地が悪いことを予想していたのだが、ルールを守れば小屋は新しいし、トイレも清潔で快適であった。また、昨日の聖小屋同様、就寝スペースも十分であった。

8/15 早朝、ガスのためほとんど視界のきかない状態であったが、百名山完歩の崇高なる目的成就のため、リーダーは光岳を目指した。昨日登ってきたのにもかかわらず、松橋さんと横堀さんが先導を務めてくれた。風も強く、他に頂上を目指すパーティーがいない中、お2人に多大なる応援をいただき、無事登頂することができた。誠に情けないリーダーとして、改めて感謝いたします。小屋に戻り、自炊にて簡単な食事を済ませた後、下山開始。三吉平を経て易老岳まで2時間半ほど歩くと、易老岳からはドドーンと1,500mの急降下である。木の根が露出する悪路を経て、これでもかと思わんばかりの下りの連続だ。3時間半ほどを要し、膝が笑い出しそうだと思っていた頃、初日に見た遠山川に架かる鉄製の橋が見えた。易老渡に着いたのだった。長かった縦走が無事終わったのである。心地よい疲れとともに、なんとも言えない充実感が満ち満ちた瞬間であった。帰路は家路とは反対方向の遠山温泉郷の「かぐらの湯」に立ち寄り存分に汗を流した後、中央道で東京に向かった。リーダーが千葉の実家に帰ることにしたため、皆さんには新宿から電車で北本に戻ってもらうことになった。お盆の渋滞もあり、新宿着は22:00、北本の到着は23:00過ぎになってしまい、ご迷惑をお掛けしましたが、今年一番、いや近年の中でも最高の山行であったと、参加してくださった方々に改めて感謝申し上げます。 

備     考