北本山の会 山行報告書
報告 2007年12月15日  報告者(保坂)

山 行 期 間

2007年11月27日 〜12月6日      (10日間)

山 域・山 名

タスマニア クレイドルマウンテン国立公園及びマウントオッサ

リ ー ダ ー

(S)保坂

参  加  者

1名 他4名

コース タイム

11/27成田20:20 11/28メルボルン13:25→ロンセストン14:25着
11/29〜12/4まで6日間は終日トレッキング
12/5ロンセストン17:30→メルボルン19:30→シドニ−22:50→
12/6成田6:10着

山 行 記 録

今回の「クレイドルオーバーランドトラック」とは、広さ16万ヘクタールもある世界遺産のクレイドルマウンテン-レイク・セント・クレイア国立公園を南北に縦断する全長85kmのトレッキングである。

12/29 主催するハット社の補給ベースで説明会と装備チェックを受けた後、参加者全員で朝食をとりながらガイドの紹介と自己紹介を行う。
31歳のチーフガイド、十代の男女ガイドが二人、カナダ人夫妻、オーストラリア人夫妻、私達の仲間5人(女性)の合計12人で定員丁度。

今日からは会話は全て英語、仲間3人の英語力に頼るしかないという厳しい現実に直面する(なんでもっと勉強しとかなかったのだろうと後悔しきりだが仕方ない)

そこから2時間半バスでクレイドル・マウンテン公園にむかう。11:10
ワルドハイム小屋からスタート。なだらかな草原歩きで始まり、両側の珍しい花々を楽しみながら急登を抜けると「わー、これがタスマニア!!」と叫んでしまったほど。コバルト色の美しいドブ湖・クレイター湖、前方にはどっしりとクレイドル・マウンテンが聳えている。
クレイドル・mtを左に、右前方には面白い形をしたバーンブラフを見ながら平坦な道を楽しみ、18:30バーンブラフハット着。

11/30 ハット8:45発、今日はボタングラスという直径30cm〜40cmぐらいの丸い草が一面の中に、ウイル湖・ウインダメア湖など湖沼群が散らばる湿原地帯の木道を歩く。新たに明後日登頂予定のマウント・オッサやペリオンウエスト、イーストなども見えてきて、小高いルックポイントからの眺めが素晴らしい。後半原生雨林の中をしばらく歩き16:20パインフォレストムアハット着。夕食後は満天の星空に南十字星を探し当て感動した。

12/1 ハット8:30発、今日のコースはタスマニア特有の温帯性原生雨林中を歩く。樹齢200年くらいだと言う太いユーカリの木がまっすぐにたか〜く伸びている。森の中には、タスマニアの固有種のワラタという真っ赤な花の木がたくさんありとてもきれいだ。途中ワラビーにも出会えた
16:30ペリオンハット着

12/2 ハット8:30発、森の中を2時間ほど歩きペリオンギャップ到着。
ベンチにザックをデポして、マウント・オッサ(1617m)に向かう。
最初は低木帯だが、途中から峻険な岩稜に変わり慎重に進み12:45山頂に着く。素晴らしい眺望で、クレイドルmtをはじめ初日からの歩いたコースや、明日からのコースが遠くまで見渡せた。
15:30ペリオンギャップまで戻りユーカリの森の中を歩くが、赤いワラタと白いバーラの花が続き疲れを癒してくれる。
17:15キアオラハット
着。

12/3 ハットの近くにパディメロンが現れ、草を食べているしぐさがかわいい。ハット9:00発、初めて雨の中の出発。ユーカリとレインホーレストの森の中を進み、途中二つの滝を見る。一つは水量も多く迫力があった。後半はユーカリの木の下にシダが多く見られ、倒木が苔に覆われているさまは一瞬北八ヶ岳を思わせる雰囲気がありよかった。
15:35ウィンディリィジハット着。

12/4ハット9:00 発、トレッキン最終日。形の良いユーカリの森の中の木道をしばらく歩き、長いつり橋を渡るとセントクレア 湖が見えてきた。豪州で最も深い氷河湖だそうだ。この湖をボートで渡り13:25セントクレアに到着。素晴らしい感動の6日間のトレッキングを終了した。
このあと、バスで出発点のエバンデールに戻り、用意されたワインで参加者全員でトレッキングの無事終了を祝った。

12/5 午前カタラクト渓谷を散策し、午後タクシーでロンセクトン空港到着。ロンセストン→メルボルン→

12/6  メルボルン→成田                      

備     考

今回利用したのはすべてプライベートハットなのだが、世界遺産に登録される前に建てられたもので使用許可なのだそうだ。ホールの暖房と乾燥室やシャワー設備もあり、清潔で快適。

食事が特にうれしい。保存食はヘリを利用だが、生鮮食料品はガイド三人で12人分の量を6日分背負い上げている。昼食が終わると、お茶と夕食の準備をするため、二人のガイドは先に出発する。到着すると手作りの焼き菓子とお茶の用意が出来ている。夕食もスープ、メーンディッシュ、デザートが本格的な物がいただける。朝食、昼のサンドイッチ用のパンも全て焼いている。圧巻だったのはピザで直径30cmくらいのが6枚次々と焼きあがって出てきたのには驚いてしまった。味もレストランにも引けを取らないものだった。ワインも飲み放題で毎夜3本は空けていた。

マウント・オッサ山頂 ワインもすすみました