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7/19 「北本山の会に9月生まれが3人居るので飛行機の誕生日割引で北海道へ行こう」「札幌近くの山に登り、美味しいものを食べに行こう」‥‥最初はそんな話をしていたと思ったのですが。それからトントンと話が弾み「北海道 百名山 4座を登る」事になりました。
19日早朝、2台の車に分乗し北本を5:00に出発、新潟港から10:30発の新日本海フェリーに乗る。地図を広げこれから登る山の下調べをし、夕食を食べた後、お風呂に入り、明日のため早めに就寝。(炭谷)
7/20 羊蹄山:横堀
早朝にフェリーを下船。コンビニで本日の朝昼食を調達。天候はまずまず。羊蹄山(後方羊蹄山)の登山口へと向かう。登山客が多く駐車場で駐車できずに登山客同志でもめているパーティもある。
樹林帯の中を全員元気にスタート。登山道にはウバユリが咲き友達(?)に歓迎されたような気分になり、気持浮き浮きで全員笑顔がはち切れそうだ。後方で「この笑顔をトムラウシ山まで続けよう。」全員そうしたいと思っている。そして「本日使用できる体力は4分の1よ。」(4山登る予定)と---。
しかしひたすら登るのみで結構厳しい。雪の重みで登山道の両側の樹木が曲がり樹木のトンネルのようで、風も通らず蒸し暑さで汗びっしょり。5合目の休憩で食べたグレープフルーツのおいしかった事。合目印があるので、がんばれる、がんばれる、もう少しと、自分自身に言い聞かせる。9合目に入ったとたん、視野も開け、岩がごろごろしているがお花畑の出現。今迄の厳しさはどこかへ---。イワブクロ、イワオトギリソウ、フウロソウ---。
やっと平らな所へ着いて山頂かと思いきや、ニセ山頂らしきものにだまされ1時間位歩いてやっと本物の山頂。ガスが出たりして大火口は 見え隠れする。しかしガスが消え大火口が下まで見え羊蹄山の周囲の円形がはっきり見えすばらしい。山頂より少し下ったところでイワブクロに囲まれてゆっくりと昼食。
雨が少し降ってきたので下山開始。途中で雨合羽を着用し、滑るので慎重に下山。全員滑ることなく無事下山。
本日のキャッチフレーズ「この笑顔をトムラウシ山まで」を次の山(旭岳黒岳縦走)へタッチしたい。
7/21 移動日 晴れ!小樽グリーンホテルを出発し、一路層雲峡を目指し車を走らせる。暑いくらいの良い天気。両側は玉ネギ・アスパラ・小麦?畑等々の綺麗な景色がどこまでも続き北海道は広い!と実感する。層雲峡ロープウェイの駐車場に車を1台置き、7名1台で今度は今晩の宿「旭岳 ロッジ・ヌタプカウシペ」へと走る。昼食はかの有名な旭川ラーメンを食べる。(炭谷)
7/22 旭岳から黒岳:松橋
昨日の移動日は晴れたが、今日は予報通りの雨、雨具を着ての出発。すがたみ駅から登り始める。雨止み、姿見の池も、旭日岳もよく見える。眼下には幾つもの小さな池、周囲の山々の雄大な展望も広がる。左手に噴煙も見られる。ゆっくりと登り旭日岳頂上へ。
頂上は雨で何も見えず残念。雨は降ったり止んだりを繰り返す。足元は砂、岩地でザクザク、強い雨でタイム記入もままならない。北海岳に着いた時、不思議に雨止みガスが晴れ、合間から雪渓の残る丸みを帯びた山々が見られ感嘆の声。カラフルなテントも見え気分良く進む。絶景ポイントにベンチも2つ用意されている。斜面にはツガザクら、アオノツガザクラ、チングルマ、エゾコザクラ、イワブクロと花々が続く。可憐さに何度も足止まる。
雪渓の側で休憩をとり黒岳石室に向けての登り、ここも又延々と続く花の饗宴。こんなにも見事な花畑、なかなか見られない。黒岳石室で自転車のペダルをこいでのトイレ攪拌初めての経験。
黒岳頂上も雨ですぐに下山、登ってくる人達の軽装に驚かされる。ロープウェイのある七合目まで視界も悪く長く感じられた。リフト、ロープウェイと乗り継ぎ層雲峡駐車場から、車を置いてある旭日岳登山口、そしてカミホロ荘に。
初めてトップを歩き気疲れしたが、一日中雨が降っていた訳でもなく、山々も時折見え、何より際立つ花畑の美しさに心奪われた。もう一度行きたい山の一つになりました。
7/23 十勝岳:星野
雨の心配をしながらカミホロ荘の総支配人という野生のキタキツネに見送られ、白銀荘登山口へ車で移動。
笹、ハイマツの道を抜け、雲ノ平分岐より火山礫のガレ場を登り始める。避難小屋を過ぎる頃から雨が落ちてきて雨具を着るが、たいしたこともなく時々視界が開け十勝岳山頂直下の白い縦縞模様も見えあれはなんだろうと思いながら登る。風向きにより火山性のガスが流れてくるようで少々せき込んだ。
ガレ場をのぼりきり稜線に出ると同時に突然雷が鳴り響き緊張した。左に大きな昭和噴火口、右に62U噴火口を見ながら細かい火山砂礫の、広い砂丘のような景色の中を道標に沿って歩く。途中で見えた白い縞模様は堆積した白色の火山灰が雨で削られたようだ。
山頂直下のガレ場を登り頂上に着くと待っていた様に雲が切れ青空がみえた。遠望はきかないがちょうどカメラマンも1名いて全員で記念撮影。
はっきりしない天気のため往路を下る。下るにつれ天気も少々回復してきて上富良野の景色も見えた。真っ黒な火山礫や乳白色の火山灰、砂丘の様な火山砂礫、泥流のあと、火山性のガス…いろいろな顔をした活火山だった。
7/24 トムラウシ山:羽竜
北本を出発し早くも5日目、北海道に来て連続4座目最後の1座疲れもピークと思いきやマッタク疲れた顔をしない恐ろしきメンバー。東大雪荘フロントに朝4時出発と連絡するが早く行くよう薦められる。3時位が当たり前とのこと。Sさんの車で短縮コースへ、駐車満杯か心配したが問題なし。立派なトイレあり。
天気は曇り、広葉樹林帯とハイ松になりきれない松、笹に囲まれたしっかりしたルートをだらだら登りながら進む。途中カムイ天井分岐(沢沿いに登る旧道)と分かれる。連日の雨で道はドロドロ、田植え前の田んぼ状態の連続、自然に任せズボズボと3時間。20分位急下降したコマドリ沢でドロドロの靴とスパッツを洗う。
ここから雪渓のある沢沿いの漬物石位の石と軽自動車位の石道をぴょんぴょん又は這いずり前トム平への急登を登る。途中ナキウサギが「キュウキュウ」と鳴いているが姿見えず。前トム平から見るハイ松帯のグリーンと高山植物群、雪渓のバランスが広大できれい。Hさん「写真、写真!」と騒ぐも私は「広すぎて写真ではムリ」と言う。360度見えるトムラウシ公園で休憩。ここからトムラウシ山見えるはずだが雲の中…雨かもと心配する。さえぎるものが無く風が出てきて少し寒く、女性陣防寒で雨具着用する。
ゴロゴロした岩稜を少し降ると池と芝生風の草と高山植物群、日本庭園と云う感じで、ここを見て帰るツアーもいた。ここからトムラウシ山まで急登。途中今回いつものお友達の雨がトムラウシ分岐付近より降り始め雨具着用岩稜登りきった所でトムラウシ山頂に立った。北海道4座獲得。終わって見ると感動より「あっというまだね」と言うお言葉。いつの間にか雨もやむ。軽い昼食タイム、来た道を戻る。
帰り道でもナキウサギがアチコチで鳴いている。ドロドロの道も朝よりだいぶ良くなっていた。そんな道も、わが隊はワイワイがやがや話しながら下る。昨日雷で登れなかった無念の2人を考えれば、毎回雨に見舞われたが何とかすべて登頂出来た。幸運だと思う。下山口でドロドロの靴で記念写真取る。みんな最高の笑顔でした。
7/25 晴天 今日は帰宅の途につく。「4座 登ったぞ!」達成感と安堵感で、車に積み込む荷物もちょっと軽く感じるのは私だけかなああ‥‥と思いながら車に乗る。途中お土産を買ったり、義経神社にお参りしながら苫小牧港へ。乗船手続きの17:00まで時間があるので海岸で少し遊び、苫小牧漁港で2度目のお土産タイムをしたりと楽しむ。「夕飯は何食べたい? 海鮮丼食べたい ジンギスカンがいいネ」と言っていたのだがフェリー乗り場で「お弁当」を買い乗船。船内は綺麗でゆったりし、「次回も船がいいわ」「プライベートはスイートルームに乗りたい」といいながら私たちも飲み食いしながらノンビリくつろぎ、19:00出船。夜の北海道を後にした。女性軍は10時からの館内映画「父親たちの星条旗」をみて就寝する。(炭谷)
7/26 晴れ この太平洋フェリーは名古屋まで行くが私たちは仙台港 で9:20下船する。最終目的地、北本市役所へ向け東北自動車道を走る。両脇には山ユリが綺麗に咲いている。
「バンザイ!」 7名全員が4座登り、元気?に我が家に帰ってきました。ケガもなく大きな忘れ物もなく(Sだけありました)ただ4座とも多少の雨と同行で「景色を堪能する」とまでは行きませんでしたが、その分花を十分に楽しみ「山の会」仲間と一緒に登る事が出来たことに感謝します。「山の神」にも感謝です。 来年もパートU・パートVと続くようです。楽しみしていてください。(炭谷)
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